世の著作物の印税というのはおおよそ一割である。
500円の小説一冊あたり、著者に振り込まれるのは50円ほどになる。
この数字、企業秘密なのかなと思っていたけど、そうでもないらしい。
(余談だが、小説は “刷られた段階” で印税が発生するのに対し、楽譜は “売れた段階” で発生する・・意味わかります?)
先月、ある県の吹奏楽コンクールの帰り道、審査員としてご一緒した方とこの印税についての話になった。
一割という数字にとても驚いておられた。
(楽譜の印税収入だけで食べて行ってるわけではない、という点は補足しておいた)
(もちろん、印税だけで食べて行ってる人もいるんだけれど・・)
そして会話に出てきたのが電子楽譜。
確かに最近 iPad で舞台に上がっている奏者、増えてるよなぁ…とは薄々思ってた。
スキャンして取り込んでいるのだろうと思っていたけど、そもそも電子の状態で売られている楽譜もあるのか、と今更当たり前のことに気づいた次第。
というわけで、さりとて行き先のないアレンジ譜を Piascore から配信しています。
よろしければ一度ご覧になってみてくださいませ。